住宅ローン控除って、どれくらいのお金が戻ってくるの？

住宅ローンを組んで、一定の要件を満たす住宅の購入や増改築をした場合には税額控除の適用を受けることができます。

この住宅ローン控除制度は、財形などの公的ローンや民間ローンを返済期間10年以上で借り入れた場合に所得税から一定額を控除できる制度です。

金額は、控除年の年末ローン残高をもとに求められます。

以下では、一般住宅においてどのくらいのお金が優遇されるのかをまとめます。

①居住を開始した年が、平成21年から平成22年は、対象ローンの残高の5,000万円以下の部分に1.0％、つまり住宅ローン残高が5,000万円の場合、50万円が所得税から控除されます。
②平成23年は、ローン残高4,000万円以下の部分に1.0％が適応されます。
③平成24年は、ローン残高3,000万円以下の部分に1.0％。
④平成25年～平成26年1～3月は、ローン残高の2,000万円以下の部分に1.0％です。
⑤平成26年4月～平成31年6月30日は、ローン残高の4,000万円以下の部分に1.0％がそれぞれ適応されます。

上記の算出金額はあくまでも所得税から差し引かれる金額についてです。

所得税から引ききれない場合は、一定額を住民税から差し引きます。

また、あくまでも一般住宅の事例であり、認定長期優良住宅及び認定低炭素住宅においては異なりますのでご注意くださいますようお願い申し上げます。