個人事業主が住宅ローンを借りるときに知っておきたいこととは

一般的に、個人事業主の人は住宅ローンの審査でかなり不利になります。

1つの理由は収入が安定していないことです。

銀行では「個人事業主OK」と書いているところもありますが、個人事業主の中には弁護士や医者も含まれます。

弁護士や医者は例外的に有利になる職業であり、一般的に自営業をしている人の場合にはかなり不利になると考えておきましょう。

サラリーマンの人なら会社が潰れたりリストラにあったりしない限りは定年まで働き続けて、退職金をもらって退職できます。

万が一失業をしても失業保険があるので一定の保証になります。

個人事業主の人には雇用保険のようなセーフティーネットはありません。

個人事業主がサラリーマンの人と比べて有利になる点は年収に上限がないことです。

基本的にはお金を貯めて一括で家を購入することがおすすめです。

住宅ローンの審査ではかなり不利になるとは言っても、頭金をたくさん用意しておけば審査に通る可能性は上がります。

やや極端な例ですが、頭金を9割用意していたらほとんどの銀行では審査に通るでしょう。

なぜなら、家を担保に入れるので銀行にとってほとんどリスクがないからです。

税金対策で利益を少なめに見せかけている事業者もいますが、住宅ローン審査の前には逆に利益を多めに見せかけるという工夫も必要になるかもしれません。

年収は400万円、500万円、600万円というように順調に増えているほうがイメージが良いです。