住宅ローン控除を受けるために知っておきたい方法

「確定申告」を行うことで、住宅ローン控除を受けられることをご存知でしょうか？
普段、申告をしない人にとって、確定申告は少しハードルが高いものとなっています。
今回は、確定申告による住宅ローン控除の方法を簡単にご説明します。

＊STEP１：各種、必要な書類を取り揃える。

住宅ローン控除に必要な確定申告に関する書類は以下の通りです。

確定申告書
住宅借入金等特別控除の計算証明書

源泉徴収票
住民票の写し
住宅ローンの「年末残高証明書」
建物・土地の不動産売買契約書・工事請負契約書のコピー
建物・土地の登記事項の証明書

上記の書類以外にも、認定長期優良住宅、認定低炭素住宅、一定の耐震基準を満たす中古住宅は、それぞれを証明する書類のコピーが必要となります。

＊STEP２：確定申告書を記入する。
まず、各種書類を確認しながら「住宅借入金等特別控除」を作成し、その「確定申告書」を作成します。

＊STEP３：確定申告書を提出する。

確定申告書の作成が完了したのち、必要書類を添付して住宅地を管轄する税務署に提出します。
地域ごとに管轄の税務署が決まっていますので、注意が必要です。

＊提出は１月から３月１５日まで

確定申告は、家を買った翌年の１月から３月１５日までに行いましょう。
自営業を営んでいる場合は、２月１６日〜３月１５日までの一般の申告と合わせて行うようにしてください。
還付されるお金は、確定申告の約１カ月後に指定した口座に振り込まれます。

住宅ローン控除のための確定申告の手順を簡単にご紹介しました。