土地にかかる税金の話、消費税が必要でないのはなぜ？

土地にかかる税金ってなぜ消費税がかからないの？
とお思いの方もいるのではないでしょうか。
では、なぜ土地には消費税がかからないのでしょう。

そこで今回は、そんなギモンに解くために、土地に消費税がかからない理由についてご説明します。

□そもそもの消費税って何？

皆さんはすでにご存じだと思いますが、消費税についてもう一度確認しておきましょう。
消費税とは、簡単に言えば何かを購入する、サービスを受けるといった「消費する」ということに対して課される税金です。
消費税を負担するのはもちろん消費者で、払った税は事業者が国に治めるシステムとなっています。

□なぜ土地には消費税がかからないのか

この答えは簡単です。
土地は消費されるものではなく、資本の移転として考えられるからです。
また、これについては、消費税法基本通達の第６章「非課税範囲」の第一節で「土地の譲渡及び貸付け関係」と詳しく書かれています。
土地に消費税がかからないことに深い理由はなく、消費されるものとして考えられていないから、消費税はかからない、というだけなのです。

□さいごに

今回は、土地に消費税がかからない理由についてお伝えしました。
なぜかからないのか、と深く考える必要はありません。
政府が決定している事項だから。
それだけが理由なのです。
住宅を購入する際は、こういった知識を増やしておくようにしましょう。