ローンの審査ではどのようなことをするのか、内容を解説

住宅ローンの審査ってどういったものかご存知ですか？
住宅ローンの審査基準は意外ときっちりしているのです。
いくつかある審査基準を通して見られることは、「借入者に返済能力があるかどうか」ということです。

□住宅ローンの審査基準

＊契約時と完済時の年齢
住宅ローンは長期的に組まれるもので、そのほとんどが３５年前後です。
３５年もとなると、申込者の年齢は重要なポイントとなります。
もし、４０歳くらいの人が３５年の住宅ローンを組んだとしたら、完済するときは８０歳です。
このような場合は、返済期間中に様々なリスクが予想されます。
例えば、定年退職して年収が減少すること、健康状態を維持できず病気で動けなくなること、申込者が亡くなってしまうことなどがあります。
そのようなことを避けるために年齢の審査基準があるのです。

＊返済比率
返済比率とは年収のうちローン返済に充てる金額の割合を表したものです。
返済比率は、年間合計返済額÷年収で求められます。
この値が低いほどローンを返済できる可能性が高いとされます。
簡単にいえば、年収が高い方が審査に通りやすいのです。

＊申込者の健康状態
団体信用生命保険への加入が条件とされています。

＊購入物件の担保評価
住宅ローンを組む際に、抵当権が必要とされます。
抵当権とはローンでお金を借りるときに家や土地を担保として確保しておくことです。
審査では購入物件の担保価値を調査されること知っておきましょう。

□さいごに

今回は、住宅ローンを組む際に必要な審査の内容についてご紹介しました。
これらのすべての審査をクリアしてやっとローンを組むことができます。
全ての基準をクリアしているかどうか、審査を申し込む前に確認しておくと良いでしょう。