知っておきたい住宅税制、ローンを減税してもらえる制度って？

「ローンを減税してもらえる制度があるって本当？」
住宅ローンは家を建ててからも長きにわたって返済があるので、負担が軽くなればありがたいですよね。
今回は、住宅ローンに関する制度をご紹介します。

□住宅ローン控除について
住宅を新築あるいは購入する際にローンを使って手に入れた方を対象にして、年末時点の残高の1パーセントが所得税から控除される仕組みのことを住宅ローン控除と言います。
この限度額は通常は40万円、長期優良住宅など一部の住宅に関しては50万円です。
詳しい計算はここでは省略いたしますが、そもそも所得税がそれほど高くなく、控除される額に達していないという場合もあるかもしれません。
その時には、所得税だけで控除しきれなかった分を個人の住民税から差し引くということが行われています。
たとえば、所得税が30万円の方でローンが3500万円あるとしたら控除額が35万円となりますが、このときには所得税が0円になってかつ個人住民税が5万円安くなるのです。
住宅ローンの控除自体は確定申告や年末調整の手続きなどが必要となりますが、個人住民税からの差し引きについては自動的に行われるために、特別な手続きを行う必要はありません。

□最後に
今回は、住宅ローンが控除される制度についてご紹介いたしました。