住宅ローンを借り入れる際の手続きの流れについて

住宅を新築するにあたっては多額の費用がかかります。

通常は頭金として費用のいくらかは自己資金で用意しますが、それでも足りない部分は銀行などからの住宅ローンを借り入れることにより対応します。

住宅ローンは比較的金額が少なく使途も問わないキャッシングなどとは目的やしくみが異なりますので、手続きをする場合の流れについても、最初に押さえておいたほうがよいでしょう。

住宅ローンはまずは銀行などの窓口で借り入れの相談をするところからはじまります。

場合によっては通常の本支店ではなく、休日でもオープンしている相談センターなどを利用するのも得策です。

ここで購入したい物件の価格、現在の収入や資産、ローンの種類や金利設定などを踏まえ、返済シミュレーションをしてもらった上で事前審査を依頼します。
審査においては収入や年収などのほかにも、健康状態や勤務先での勤続年数なども問われます。

これは申込者にもしものことがあった場合に備えた団体信用生命保険への加入や保証会社の承諾などが必要なためです。審査は数週間程度はかかるのが一般的で、かなり待たされることは覚悟しなければなりません。
結果にゴーサインが出れば窓口に正式な契約書を提出しますが、その際には住民票や印鑑証明、源泉徴収票、実印などが必要なため、前もって準備することが必要です。これらの手続きが終了してはじめて資金が振り込まれるという流れになります。