注文住宅に必要な諸費用の目安について解説

マイホームを持つということは人生で最も大きな決断がいるものの一つです。

中でも重要といえるのが住宅購入費用ですが、そもそも具体的にどんな費用がかかるのか知識がないという人の方が多いはずです。

まず、住宅購入には大きく分けて注文住宅と建売住宅がありますが、ここでは注文住宅にかかる諸経費について説明します。

注文住宅には家そのものの価格とは別に、外構工事や保険に加えて税金など多くの費用がかかります。

これら総費用は大きく分けて「本体工事費用」「別途工事費用」「諸費用」の3種類に分けられます。

本体工事費用とは先に述べた家そのものの費用です。これが一番大きい額となり、総費用の7~8割程度にあたります。

そして、別途工事費用とはガスや水道、駐車場、庭などにかかる費用を指します。

これらは総費用の1.5割程度が目安とされるのが一般的です。

さて、残る費用の諸費用ですが、これは住宅取得前後に支払うことが義務付けられている費用を指します。

基本的に現金での支払いを求められるという特徴があります。

具体的には各種税金や住宅ローンなどの手続料、地震保険や火災保険などの保険料、そして引越し費用や家具家電などの購入費用などが挙げられます。

これらの費用目安としては建築工事費の5~7％といわれています。

しかし、実際は直面したら予想外の出費がでることもあるので少し多めに見積もっておくのが良いでしょう。