注文住宅のフローリングによく用いられる材質って？

注文住宅を建てる際、使われる木材などの材料は大変気になるものです。

木造住宅なら強度を決定する重要なものになりますし、見た目の印象も大きく左右するものです。

特にフローリングの床材は、直接肌に触れる部分ですから気にする人も多いでしょう。

同時に床の強度も決定するものでもありますから、木材の材料はよく吟味して使いたい部分です。

フローリングはさままざま種類があり、それぞれ特徴があります。

大きく無垢材を使ったものと、複合材を使ったものがあり、無垢材は一枚の無垢板で製造された天然板を敷き詰めた床板で、一般的に高価な傾向がありますが、木の温もりが感じられたり、木目が表現するものに独特の表情がありますから、こだわりの注文住宅を建てるときには欠かせない材料と言えます。

その木が持っている特徴を直接味わうことができ、その木の独特の芳香を楽しむこともできるでしょう。また夏場は吸湿、冬場は断熱の機能を果たしますから、人に対しても優しいと言われることが多いです。

使われる木の種類はオーク・チェスナット・ヒノキ・スギ・パインなどが挙げられます。

複合材を使ったフローリングは構造が複合的で、下地となるさまざまな木を使った合板の表面に、小さな複合木材を貼り合わせたものです。

無垢材と比べると材質の変化が起こりにくいため扱いやすく、費用も安価な傾向があります。湿気も吸いにくいため、反りなどの不具合も発生しにくいです。