注文住宅を建てる際に受け取れる補助金の種類って？

注文住宅を建てた際に受け取れる補助金の種類はたくさんあるのですが、建てた側から国や自治体に申請しないともらえないものばかりです。

工務店はこれらの助成に詳しいので注文住宅を依頼した工務店が大抵教えてくれますが、自分でも知っておいて損はありません。
新築時に国から助成される補助金で代表的なものは、住まい給付金と地域型住宅グリーン化補助金です。

住まい給付金は10万円から30万円ほど支給され、地域型住宅グリーン化補助金は家族構成の変化に合わせてリフォームしやすいように最初から設計されている長期優良住宅や、外壁を厚くしたり軒やひさしを長くして、エアコン等によって発生する二酸化炭素の排出を抑制する認定低炭素住宅に助成されます。

建物とは別に水素と酸素から電気と熱をつくる家庭用燃料電池を設置した場合はエネファーム設置補助金が支給され、最大で12万円も受け取ることが可能です。

国からとは別に自治体から助成されるものもあり、地元の建設業者による工事やその市町村に居住予定することなどのクリア条件があります。

自治体によっては家庭用生ごみ処理機を購入する助成金や、緑あふれる街を実現するための生け垣を作る費用の助成金など、地域により様々な種類があるので、念入りに調べておくとお得です。

助成に加えてその年の確定申告では認定住宅新築等特別税額控除の対象になるため、翌年の所得税や住民税もかなり控除されます。