注文住宅における見積もりのポイントについて解説

注文住宅を扱う会社は数多くありますが、各社の見積もり内容を比較する場合に重要となるのは、どの会社にも同じ条件で見積もってもらうことです。間取りや工法などについて同じ条件で比較しなければ、どの住宅会社が自分にとって最適なのかがわかりにくくなります。各社の見積もりを比較して上手く交渉出来れば、数百万円もの値引きが可能になります。これから、いくつかのポイントを紹介しますので、参考にしてみて下さい。

まず、各社に同じ間取図を渡しておいて、それらに合わせた見積書を提出してもらうと良いでしょう。もし、図面を作成する手間を省きたければ、インターネットにて間取りの内容を入力するだけで各住宅会社を比較出来るサイトがあるので、このようなサイトを利用してみるのも手です。また、「木造」や「鉄骨」などについて同じ工法の住宅会社で比較することも重要です。なぜなら、木造よりも鉄骨の方が建築のコストがかかってしまうからです。工法がバラバラだと各社の比較が難しくなるので注意しましょう。

最後に、見積もりを依頼する際には「必須条件」と「希望条件」を伝えることも大切です。必須条件とは、部屋の数や面積など、依頼主にとってこれだけは譲れないと思える部分です。次に、希望条件とは、ユニットバスなどのオプションをどうするかなどの部分で、必須条件よりは優先順位が低いものになります。これらをあらかじめよく考えて決めておくことが重要です。