注文住宅の割合は新築全体でみたときのどのくらいなのか？

注文住宅は、暮らす人の意見を反映させて建てる住宅になるため、間取りや拘りに対する自由度が大きいのが特徴となります。一生涯、その家で暮らすことを考えるとそうした間取りや拘りを持った形で暮らすことができる点もあるので、多くの方が住宅の新築では注文による方法を選択したいのも事実です。
しかしながら注文をすることはそのまま実現のためのコストもかかりやすいのも事実で、建売住宅の方が土地と建物を一括して購入でき、しかも価格が安い傾向にあります。つまり新築の注文住宅は、建売住宅よりも価格が割高傾向が強いのが特徴的になります。もっとも全国の新築の住宅の着工の中で、注文住宅と建売分譲住宅の割合がどうなっているのかを知りたいのも事実です。

それについては結論から言えば、地域により差があり、傾向としては地方部であればあるほど注文住宅の割合が高く、都心部になればなるほど分譲建売住宅の方が多いのが傾向的となっています。
もっとも都心部では多くの新築住宅の需要が存在していますが、分譲建売住宅の割合が高いのが実情です。その理由に関しても分譲建売住宅の場合は土地と建物を一緒に購入する形になるため、スムーズに手続きを進められ暮らすことができる点、しかもコストも大幅に安い点が魅力的だからとなります。
新築のトータル的に見た場合には、注文住宅の割合は60%前後の水準で30%が建売分譲住宅と分かれます。