注文住宅で作った2世帯住宅の注意点

親子夫婦で住む二世帯住宅を建てることは、経済面でも生活面でもメリットはたくさんあります。

二世帯で協力して、ローンや固定資産税などの支払いをすることができることは経済面でのメリットです。

また子どもの世話や送り迎えなど親世代に協力してもらうことができるので若い夫婦は安心して共働き生活ができたり、親世代の方も子どもたちがいることでもしものことがあっても安心というメリットもあります。
そのため二世帯住宅を建てる家庭も少なくありませんが、実際に注文住宅で二世帯の家にするには、注意をしなければいけないこともあります。
まず、完全同居型にしても部屋数が億なるため建物の面積が増えて費用が高くなるということです。

一つの建物でキッチンやトイレなど二つ用意をするとなるとさらに高額になるので、その分毎月のローン額も高くなるということです。

また間取りを考えるにあたっては、1階は親世代、2階が子世代というように分けることで部屋数や間取りに関して妥協しなければいけないことが出てくることも、事前に知っておくべき注意点です。
二世帯同居には経済面や生活面でメリットがある反面、デメリットもあります。

一緒に生活をすると、いくら実の親子であってもお互いにストレスが生じてくるものです。

生活習慣の違いや光熱費の問題などで、トラブルが起こることがあります。

二世帯住宅には、玄関も含み住まいを完全に分離する完全分離型と生活空間の一部を共有する共有同居型、そして生活のすべてを共にする金剛同居型の3つのタイプがあります。

完全に分離するほど高額にはなりますが、プライバシーは守れます。

二世帯住宅を建てる際には、この3つのどのタイプがあっているのか、お互いに将来起こるべきトラブルの予想を事前に想像してお互いに話し合い、それらを回避でき後悔しないような注文住宅にすることが大切です。

二世帯住宅は売却をするときになかなか売れにくいという注意点もあるので、慎重に計画を立てることが重要なのです。