床断熱材にデュポン・スタイロ株式会社の「スタイロフォームFG」を採用

Smilehouse住まいる館では、床断熱材にデュポン・スタイロ株式会社の「スタイロフォームFG」を採用しています。

この製品の大きな特長として、熱伝導率を0.022W/(m･K)以下に抑え、住宅金融支援機構の断熱材区分の最高断熱性能レベルであるＦランク(λ＝0.022以下)を実現していることです。

熱伝導率とは、各材料の熱の伝えやすさを表す指標で、値が低いほど熱を伝えにくく断熱性能が優れているとされています。

スタイロフォームFGでは、素材内の無数の独立した気泡が熱伝導率の小さいガスを封じ込めることによって、性能の安定させることでこの基準を実現。

「グラスウール」「硬質ウレタンフォーム」などの断熱材は、「約0.026～0.036 W/(m･K)」の値なので、この製品がより高い基準の断熱性能を持っていることが伺えます。

加えて完全密閉状態の気泡でできているので、水中に長時間つけても表面に付着する水がごく僅か。

水災害などで、もし床が水中に浸漬しても品質低下しにくい素材でもあります。その他ノンフロン、グリーン購入法適合、4VOC基準適合（シックハウス対策）。

廃棄物削減、会社内で原料としてリサイクルできるシステムを構築するなど、環境や健康にも配慮されています。

ただし床下の加工は施工の技術差が出やすく、きちんと施工されないと隙間にカビや結露が生じる原因にもなります。

スタイロフォームFGは加工が簡単で、市販カッターやノコギリ、熱線で容易に加工できます。

そのため床に隙間を作らないための細部の調整が可能となり、より省エネとしての力を発揮することができます。