自由設計とは？

自由設計は、言葉のイメージから注文住宅のように自由に間取りや外観などを決められる方法と思うかもしれません。
しかし自由設計には注文住宅との違いがあり、全く同じものではありません。
そもそも自由設計とは？、間取りの変更は可能ですが設備や建物の仕様は変更できない建築プランです。
ライフスタイルに合わせて間取りは自由に決められるので、たとえば和室が必要ないのでフローリングの洋室に変更したりはできます。
しかし設備や仕様は変更できませんから、キッチンやバスルームのタイプはハウスメーカーや工務店が決めたタイプで妥協しなければいけません。
一方の注文住宅は、間取りだけではなく設備も建物の仕様も細かく希望を出して実現できます。
つまり自由設計とは？、間取りの変更もほとんどできない建売住宅と自由に建築できる注文住宅の間に位置するプランと考えられるでしょう。
建売住宅と注文住宅の間に位置するプランですから、自由設計にも多くのメリットがあります。
間取り変更の自由度は高いので建売住宅よりもライフスタイルに合うマイホームを購入できますし、注文住宅との違いは予算的に節約できるのもメリットです。
一からすべての仕様や設備を決めて注文住宅を建てると、費用が膨らみ予算も潤沢に用意しなければいけません。
しかし自由設計はハウスメーカーや工務店が仕様や設備を決めた上で手を入れられるので、注文住宅より少ない費用で理想的なマイホームを購入できます。
建売住宅よりも若干割高になるものの、その差は200万円程度と言われていますから、少ない予算で理想のマイホームを手に入れたいなら自由設計はおすすめです。
マイホームの購入時は建売と注文住宅の二択になりがちですが、自由設計という選択肢も頭に入れておきましょう。