住宅税制に関する疑問　〜消費税率引き上げに伴う変化〜

税制改正大綱が発表されてからというもの、住宅税制も改正されましたが、なかなかややこしい内容となっていますので、住宅購入をお考えの皆様に必要な情報だけわかりやすく簡単にお伝えしたいと思います。

今回は、消費税率の引き上げに伴う住宅における消費税への影響についてお話しします。

２０１４年に消費税が５％から８％に引き上げられてからもうすぐ３年が経とうとしており、
２０１７年４月からいよいよ消費税が１０％まで引き上げられます。

住宅における消費税にもそれは適応されるのですが、注意点として、
【課税対象は家などの建物のみで、土地は非課税である】ということが挙げられます。
つまり、注文住宅を建てる前に土地だけ購入する際には、消費税はかからないということです。
これはなんとも嬉しいことですよね！

また、中古住宅を購入する際の注意点としては、【事業所が行った資産の譲渡のみが課税対象】ということが挙げられます。
つまり、事業所が仲介役として絡むだけで個人間で資産のやりとりを行う場合は、消費税は非課税となります。

いかがでしたでしょうか？
消費税引き上げはなんとも痛いですが、土地は課税されないということで少し気が楽になった方もいらっしゃるかもしれません。
次回も引き続き住宅税制についてお話ししますのでお楽しみに！