住宅税制に関する疑問　〜すまい給付金とは〜

２０１４年に消費税が５％から８％に引き上げられてからもうすぐ３年が経とうとしており、
２０１７年４月からいよいよ消費税が１０％まで引き上げられます。
そんな消費税率の引き上げへの対応として、これまで住宅ローン減税制度についてお伝えしてきました。
しかしこの制度のデメリットとして、控除されるのは所得税が対象のため、収入が低いほど効果が小さくなるという点が挙げられます。

そのデメリットをカバーするため、２０１４年４月から新しく導入された制度が「すまい給付金」です。

今回はそんな新しい制度であるすまい給付金について簡単にご紹介したいと思います。

すまい給付金の主な特徴としては、年収の金額によって対象者、そして給付額が変わってくるという点と、税金の控除ではなく現金が給付されるという点です。

対象者としては、年収が７７５万円以下（２０１７年３月までは５１０万円以下）で登記上の持分を持っている人になります。

給付額は年収によって５段階に分かれており、それぞれ１０万円から最大５０万円まで給付されます。

いかがでしたでしょうか？
消費税引き上げは痛手ですが、国も様々な対策をとって負担を減らそうとしています。
次回も引き続き、すまい給付金についてお話ししますのでお楽しみに！