住宅税制に関する疑問　〜すまい給付金の対象住宅〜

２０１４年に消費税が５％から８％に引き上げられてからもうすぐ３年が経とうとしており、
２０１７年４月からいよいよ消費税が１０％まで引き上げられます。
そんな消費税率の引き上げへの対応として、新しくできた制度が「すまい給付金」でしたね。

今回は、そのすまい給付金の対象となる住宅についてお伝えしたいと思います。

新築住宅と中古住宅で少し要件が異なるのですが、基本的に住宅ローン利用者の場合は、

【第三者の検査を受け、一定の品質が保証された住宅】が対象住宅となります。
以前お伝えしたように、床面積が５０㎡であり、１０年以上の住宅ローンを組んでいる場合は住宅ローン減税制度も併用することもできます。

また、住宅ローンを利用していない場合には、【住宅取得者の年齢が５０歳以上】という要件も加わります。

年齢制限が設けられているのは、住宅ローンを利用しないということは、それなりに金銭的な余裕があると見なせるからです。

いかがでしたでしょうか？

上記の要件に当てはまる方は、すまい給付金をもらえる可能性があります。
消費税引き上げは痛手ですが、国も様々な対策をとって負担を減らそうとしています。
次回は以上の要件に加えて、すまい給付金の受け取り対象者の要件をより詳しくお伝えしたいと思います。