注文住宅に取り入れたい「断熱化」の注意点とは？

「注文住宅を購入する際につくる家は、断熱化を行いたい。」
「断熱化を行う際の、注意点を知りたい。」

そのようなお考えをお持ちではないでしょうか。

省エネ住宅に欠かせない断熱化ですが、注意しなければ、トラブルを引き起こす場合があります。

今回は、断熱化を行う際の注意点を2つご紹介します。

●結露が生じやすくなる
断熱化に伴い、外は寒い冬でも、室内は暖房を使用することで暖かく過ごせます。

しかし、室内外の寒暖差が影響して、結露が生じやすくなるのです。結露が生じる壁は、その水分と暖かさによって、カビやダニなどの害虫の温床になります。

その結果、住宅を構造している材木を痛めてしまうだけでなく、人体にも大きな影響を与えてしまうのです。

対策としては、湿気の侵入を防ぐことや、湿気をうまく逃がすための施工法を、工夫することが大切です。

●夏場が暑いと感じてしまう
断熱化を行う一つの方法として、窓の大きさや位置を工夫することがあります。

それによって、冬は、窓からの太陽光をうまく取り入れ、暖かな暮らしが可能です。

しかし、夏場は逆に、太陽光によって暑く感じてしまうでしょう。

その場合は、樹木などを設置し、日陰を取り入れるなどの対策を行いましょう。

〇最後に
今回は、断熱化の注意点を2つご説明しました。注文住宅を購入する際に、断熱化をお考えの場合は、上記の注意点を考慮して、十分に対策を行いましょう。